+++物語の中の食卓+++
小説とかに出てきて、心に刻まれちゃった
おいしそうな料理たち。
子どものころに読んだ本のものは、
心の奥底で、大事なたからもののようになっています。
・カフェ・カプチーノ(グリーン・レクイエム/新井素子)
シナモンスティックに恋をした幼い日。
今でも、コメダとか行くとこれをたのんじゃいます。
おうちではなかなか、
シナモンスティック1本を使う、ってできないもんねー。
スペシャル感がうれしいコーヒータイム。
・金泉堂のエクレア(チョコレート戦争/大石真)
これのせいで、エクレアをかじるたびに
「どっと飛び出してくる香り高いクリーム」を期待するようになりました。
誰か再現してくれないかな、というか、
たぶん金泉堂にはモデルがあるのでしょうね。
そこのエクレア、食べてみたいな……。
・お姉さんがトマトでこしらえた何か(銀河鉄道の夜/宮沢賢治)
「何か」が、なんなのだろうなあ、と思うのですが
たぶんシチューではないかな、と思ってます。
友人がイベント料理で再現してました。
今気付いたけれど、「何か」とあいまいな表現をするということは
ジョバンニのお母さんは、これを食べてないのだよねえ……くすん。
・サギの足のお菓子(銀河鉄道の夜/宮沢賢治)
親友カムパネルラと一緒にたべたおやつ、
最後の「おいしいね」だなあ、と思うと
ちょっとしょっぱい味になるのだけれど、
たいせつなおやつのひとつ。
(一度、原作版(雁の足)をポルボロンで作ってみました。
アニメ版の「ポキッ」がやってみたいので、今度はクッキーでやってみよう)
・「睡蓮」のチーズリゾット(名もなき毒/宮部みゆき)
落ち込んだりしぼんだ時に、これでも食べて
リセットしてがんばろかな、と思えるごはん。
・おソノさんのにしんパイ(魔女の宅急便/宮崎駿)
やっぱり、ごちそうといえばこれ。
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