「交換リング的協同通貨」


先日、友人からのおすすめで、「エンデの遺言」を見ました。
力を持ち過ぎた最近のお金に対して警鐘を鳴らし、
お金の価値をあらためて問うはなしです。

youtubeにあるので、興味のあるかたはぜひどうぞ。
NHKの番組なので1時間あってyoutubeで見るには長いですが、お時間あればぜひ全部。
(交換リングなどのはなしは、5/6から。)

http://www.youtube.com/watch?v=aiT2wCmjuG8


これを見ていて、いろいろ思うところがありました。
やってみたいとも思います。


案1 【ペイフォワード的、通帳型地域通貨】
ペイフォワード、という運動があります。
誰かにひとつたすけてもらったら、その恩返しを、そのひとにするのではなく
自分が受けた「1」の恩を、3人の人に、おすそわけするというもので、
そうすることで取引や等価交換の価値観を越えた、幸せな社会を作ろうという運動です。

基本として、デーマークにあるような、「通帳型地域通貨」に似た形をとります。
通帳に、誰かにしてもらって助かったことを、書く。
そして、それに対応する場所に、そのおすそわけの気持ちでやったことを、3つ書く。
無理におすそわけを捻出する必要はありません。
そのとき、できることを、気持ちのサイズで。

これは、「されてうれしかったこと」の覚え書きも兼ねます。


足し引きの計算では、+1、−3で、手元に残るものは減る一方のはずですが、
さて、ほんとうにそうなるかどうか……

気がつけば、おすそわけをし合って、互いに心も暮らしも豊かになる……
だといいな、と思っています。まずは試してみなければ。


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